【1939年/昭和14年】仁丹 新聞広告

1939年8月24日発行『大阪朝日新聞』

會社、向上へ常備要薬として

さなきだに人不足の上へ
極端に急がしい昨今の會社、工場では
殊に、この猛暑から……

毎日 暑氣仆れ、頭痛のぼせ
胃腸障害、食中り
疲勞過度
更に 惡疫の流行
等が著じるしいのは、銃後產業の爲め
誠に遺憾です

之を未然に防ぐ最も手近な仁丹を
いつもポケットに用意して絕えず活用せられよ

仁丹

★「さなきだに」:そうでなくても、ただでさえ
★「銃後」:戦場の後方である非戦闘地域や、非戦闘員である一般国民を指す言葉

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